だれもが使用可能な方法によって、わたしたちの空間を社会的規範から開放させ、
自らの手で空間を取り戻す契機を生み出す。
一人一人が小さな都市計画を行い、内側から自己組織的に都市をつくりだすこと。
これらの活動を「アーバニング」と呼ぶこととする。
計画に介在する「規定すること」を疑ってみる。
法律や慣習や身体によって絡まった「領域の糸」を観察し、解きほぐしてやること。
空間にかかるフレームを主体的に取捨選択し、わたしたちの空間を取り戻すこと。
密かに染み付き定着した意味を再び解放すること。
プライドではなくポリシーとして場所を愛し、革命ではなくハックとして社会を変化させる。
私たちの場所を私の場所にする。まずはそこから。