トーレ・デ・ダビ Torre de David
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占拠された高層ビルの暮らし。ベネズエラの首都カラカスにある開発途中の高層ビル。銀行破綻により開発は中断、スラム化して不法占拠者により生活が営まれている。
1994年に起きた金融危機により、建物は政府の管理下に置かれた。内部は水道や配電設備、エレベーター、バルコニーの手すり、更には壁や窓にも未完成の部分があった。
ベネズエラの大規模な住宅難により、2007年10月頃からスラム化し不法占拠者が住み着きはじめた。居住者らにより22階まで水道が敷設され、無認可の歯科医師が診療するなど環境が整えられた。一部の居住者は自動車を所有し、建物の駐車場に保管している。建物の28階まで、700世帯2500人が暮らし、居住者ら自身により床屋や食堂、フィットネスクラブなどが営まれている。
Wikipedia:http://ja.wikipedia.org/wiki/セントロ・フィナンシエロ・コンフィナンサス
How the Torre de David in Caracas Ended Up Being a Squat Site — New York Magazine