2002年Y杯? ~100人サッカー~
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イギリスにモッブゲームというのがある。もしかしたら衝撃映像系のテレビ番組でみなさんも見た時があるかもしれない。どうやらサッカーの原型らしいのだが、それがなぜか目に焼きついていた。男どもが泥だらけになってボールを蹴りあっている。そこまでは普通 のサッカーでもありそうな画像だけど、やってる場所が芝生の上ではない。その泥というのは田舎町の小川んなかで、その男どもは数キロ離れたゴールめがけてサッカーを町中で繰り広げるのだ。これは今でも日本の祭りみたいにやっているらしい。
なぜそんなモッブゲームみたいなものを思い出したかというと、ある日の夜。N氏の自宅に、あるプロジェクトの打ち合わせに行った。N氏は私の中学時代の 同級生なのだけど、伝統的な曲芸師として修行しながら、イベントやウェディングのプロデュースをしている人である。
打ち合わせといっても、毎回のように話が脱線し違う話題で盛り上がってしまい、なかなか進まないプロジェクトである。案の定、その夜もNは言い出した、
「サッカー100人でやったらおもしろいなー」
調子に乗ってさらに話は膨らんだ、100人対100人。ボール3つ(ダミーボール3つ)。場所はもちろんグラウンドより広いところ。というわけで自然とモッブゲームを思い出す。町中だとさすがにまずいから代々木公園の端から端で、、
代々木公園がサッカーグラウンドになるところを、とても見たくなりました。 来年あたりに、いかがでしょうこの企画、アオハラでやってみません?
青山原宿渋谷のポータルサイト「アオハラ」での連載「スクラップ&ビルド」「アーバンピクニック」に掲載されていた文章です。
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