不法菜園:国管理の河川敷に170ヘクタール – 毎日新聞
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国が管理する1級河川の河川敷や堤防に無断で田畑を作り、野菜などを栽培する不法耕作の面積が全国で少なくとも約170ヘクタール(957カ所)に上ることが、毎日新聞の調査で分かった。阪神甲子園球場のグラウンド約130個分の大きさ。家庭菜園としての不法占有が大半だが、地盤が軟らかくなって堤防の強度が落ち、集中豪雨や津波などの際、決壊の恐れが増す。また、農機具小屋などが流出すると、人や建物への危険もある。国土交通省は立ち退きを求めているが、強制力はなく、不法耕作はなかなか減らないのが現状だ。
引用元: 不法菜園:国管理の河川敷に170ヘクタール – 毎日新聞.