EDGE TOKYO DRINKS 06 -「公共」を創る –
【この記事は11年以上前のものです。情報が古い場合があります。】
建築プロデューサーで株式会社トーンアンドマター代表の広瀬郁さんと、一般社団法人エリア・イノベーション・アライアンス代表理事の木下斉さんのレクチャー。
広瀬:商店街は公共施設じゃないんじゃないの?と思われるかもしれないけれど、そんなことはありません。「公共」とは、私(private)や個(individual)に対置される概念で、英語のパブリック(public)を訳した言葉です。国家や地方自治体だけでなく、個々の市民がネットワークを結んで何かをやるというのも公共ということになります。
木下:公共って基本的にシェアだと思っていて。単独で整備することが不可能なことに対して、全員で金を出し合って作るということ。昔「税金って何?」という授業受けたことありませんか?ある村で橋が必要な時に、村人がみんなで金を出し合って橋を架ける。これが税金の使い方なんです、と。このように公共のサービスはシェアから成り立っているのです。
引用元: [report] EDGE TOKYO DRINKS 06 -「公共」を創る – | Catalyst BA – カタリストBA.