自営バス交通の見えない路線図とダイヤを記述する
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ナイロビのポピュラーな移動手段となっている「マタツ」と呼ばれる自営のバス文化。自営であるがゆえに路線図やダイヤなどはまったくない。それらをナイロビ大学やコロンビア大学、MITが共同でマップを制作。GPSとオープンソースマップやGoogleMapsを駆使して制作された。国営のインフラ整備が難航している中で、民間の見えないネットワークをボトムアップ的に利用価値を高める試み。
MITはIBMと共同で携帯電話の情報から都市の混雑具合を把握して、バスのルートを柔軟に変更する試みもアフリカで行っている。
交通インフラとして整備されたバス会社に対して、比較的小さなボトムアップ型のバス交通の事例は、破綻したデトロイトにも見られる。
Cities in motion: how we mapped the matatus of Nairobi | Cities | The Guardian.