歩道の目線を持つGoogle Sidewalk Labs
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Googleが6月10日にSidewalk Labsを設立。物質とデジタルの交わるテクノロジーを開発する、都市イノベーションの会社となるという。
都市は巨大な変化の時代であり、同時にユビキタス技術、Iot、ダイナミックな管理、柔軟な建設技術とインフラ技術などの新しいテクノロジーが出現した。このような分野に対して新しいプロダクト、プラットフォーム、パートナーシップを開発する。
これによって住宅のコストやエネルギー、交通状況のような市民と国家が直面している現実の問題に対し、都市を住みやすく俊敏で柔軟でレジリエントなものに変化をさせるとのこと。
現状での主な情報はプレスリリースで発表された以上のような情報と経営陣の紹介だけだ。都市に対する最新技術を提供する会社の社名が”Sidewalk=歩道”というのは20世紀の都市像とはまったく違い現代的だ。
ウェブサイトにある画像は地面すれすれの画角から歩道を歩く人々の姿である。都市を見る目は20世紀の鳥の目線に対して、蟻の目線になって私たち一人一人を細やかに、かつ広域に見守るようになったことを表している。
sidewalk=人は真ん中を歩ってはいけないのかな? ことば自体にバイアスがかかっている