ウォークス 歩くことの精神史

On 2017/06/26 by Urbaning

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ウォークス 歩くことの精神史

日本では「震災ユートピア」などの著作で知られるレベッカ・ソルニットの代表作「Wanderlust: A History of Walking」がついに邦訳された。海野弘「足が未来をつくる―“視覚の帝国”から“足の文化”へ」でも多く言及されている作品。

目次
第1部 思索の足取り The Pace of the Thoughts
 第一章 岬をたどりながら
 第二章 時速三マイルの精神
 第三章 楽園を歩き出て――二足歩行の論者たち
 第四章 恩寵への上り坂――巡礼について
 第五章 迷宮とキャデラック――象徴への旅

第2部 庭園から原野へ From the Garden to the Wild
 第六章 庭園を歩み出て
 第七章 ウィリアム・ワーズワースの脚
 第八章 普段着の一〇〇〇マイル――歩行の文学について
 第九章 未踏の山とめぐりゆく峰
 第十章 ウォーキング・クラブと大地をめぐる闘争

第3部 街角の人生 Lives of the Streets
 第十一章 都市――孤独な散歩者たち
 第十二章 パリ――舗道の植物採集家たち
 第十三章 市民たちの街角――さわぎ、行進、革命
 第十四章 夜歩く――女、性、公共空間

第4部 道の果てる先に Past the End of the Road
 第十五章 シーシュポスの有酸素運動――精神の郊外化について
 第十六章 歩行の造形
 第十七章 ラスベガス――巡りあう道

 訳者あとがき
 注釈と出典

著者:レベッカ・ソルニット
翻訳:東辻賢治郎
装幀:松田行正+杉本聖士
カバー写真:Charles C. Pierce
定価:本体4500円+税
四六版上製/520ページ
978-4-86528-138-5

左右社 刊行目録より

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