屋外電源コンセントマップ1~過激な便利マップ~
【この記事は24年以上前のものです。情報が古い場合があります。】
町中で携帯電話の電池が切れてしまったときはないだろうか?
そんなとき必ず、「そこらで充電できたらなあ」と思ってしまう。あるいはノートパソコンを使ってる人だったら、バッテリーにたよらずに気軽にモバイルしたいと思うはず、、、。
今回はDOCODEMO(都市空間をどこでも居場所にするための研究・実験・会議)の活動として、私とmi-ri meterの相方である宮口と総勢7人で「屋外電源コンセントマップ」というリサーチを行った。
この調査の主旨はDOCODEMOの都市空間をどこでも居場所にするというコンセプトのうえで、生活に不可欠な電力の供給源をまず確保するために、屋外にある電源コンセントの位置を把握しようというものだ。これは、あくまで「現状の都市空間にどれだけのポテンシャルが存在しているか?」ということを明らかにするためで、屋外とはいえ、電気を勝手に使用することは犯罪である。しかしこれがもし可能であれば、冒頭の携帯やモバイルパソコンはもとより、炊飯器で御飯も炊けてしまう。そうすれば、我々の生活範囲は飛躍的に拡大し、家や建物に留まらないライフスタイルが生まれるはずである。
8/5-8/6の真夏の炎天下のなか、調査は青山・原宿・渋谷のいわゆるアオハラ地域で129ヘクタールに及ぶ範囲で行われた。
注:盗電(許可なく公共の電源コンセントやそれに類するものから電気を奪取すること)は、法律によって罰せられます。
青山原宿渋谷のポータルサイト「アオハラ」での連載「スクラップ&ビルド」「アーバンピクニック」に掲載されていた文章です。
*アオハラ、aohara及びアオハラロゴは(株)アジアン カルチャー オーガナイズさんの商標です。
[…] 前回の記事 […]