ガイドマップシティ1 ~決定!青山原宿渋谷の境界線~

On 2001/05/31 by Hidenori Kasagi

【この記事は16年以上前のものです。情報が古い場合があります。】

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ガイドマップ/ガイドマガジン
ここに2冊の本があります。2冊とも、それぞれファッション雑誌の増刊として東京のショップを集めたカタログ的ガイドブックです。東京というフレームで 区切られたこの本は、渋谷、原宿、代官山、青山、下北沢、上野のようにショップが多そうな有名駅別に分けられています。2誌共にほぼ同じ地域が選択されて いるところが、当たり前のようで不思議です。

マッピング
先にあげた2誌に掲載されている青山、原宿、渋谷の地図がどのように切り取られているかをマッピングしたものが下の図です。
青山原宿マップ
●青山=やはり青山の中心はコムデギャルソンだった!
A誌では楡家通り(コムデギャルソンのあるとおり)を中心に同潤会アパート、都営団地、青山墓地、子供の城・青山学院、そして246を囲んでいます。
B誌では少し範囲が小さくなりますが、A誌と同じくコムデギャルソンを中心に、同潤会、団地、墓地、青山学院をカバーしています。

●原宿=中心はラフォーレから裏原宿へ
A誌では原宿駅を西の端に配置しつつ、北は千駄ヶ谷の近くまでをカバーした広範囲に及んでいます。
B誌では原宿を3エリアに分割しA誌と比べると南よりでキャットストリートの南端をカバーしています。

●渋谷=山手線と246で分割されたエリア
A誌では渋谷駅を中心として渋谷マークシティ、NHK、子供の城、そして南端は代官山や恵比寿付近までカバーしていますが、掲載店舗は南下するにつれてまばらになっています。
B誌では原宿と同じく3エリアに分割し、246を境に南北に大きくわけられています。ここでも南はまばらですが、両誌ともカバーしているので要注目エリアかもしれません。

A誌とB誌を重ねてみたのが図3です。だいたいの輪郭が見えてきました。アオハラの編集部がこの3地域の結節点にあるのにも驚きました。
青山原宿マップ

青山、原宿、渋谷は元をたどればそれぞれ由来があり、町名として残っていたりするのですが、現在ではそれはリアルな領域ではありません。メディアが取材した場所も絶対ではありませんが、ガイドブックを分析することが、青山、原宿、渋谷のリアルな領域を浮き彫りにするのひとつ方法になりそうです。

つづく

青山原宿渋谷のポータルサイト「アオハラ」での連載「スクラップ&ビルド」「アーバンピクニック」に掲載されていた文章です。
*アオハラ、aohara及びアオハラロゴは(株)アジアン カルチャー オーガナイズさんの商標です。


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