ショッピングモールを住宅に
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アメリカ最古のショッピングモールが住宅として再利用されるようになった。
近年の消費がネットに移行し、アメリカ国内のショッピングモールは相次いで閉鎖されている。1892年に英国式のデザインを取り入れたショッピングモールとして完成したウエストミンスター・アーケードも、売り上げの問題から取り壊しの危機に瀕していた。それに対してデベロッパーは住宅を取り入れたリノベーションを決断。家賃は$550、20から28平米くらいの住宅をモール内に38戸を作り、今では空き待ちの予約が出るくらいになっているという。
日本では勢いを増すショッピングモールだが、近い将来にこのような状況になることは明白である。もともと郊外に都市をシミュレートするようにデザインされたショッピングモールに、住宅があることも不思議ではない。消費だけでなく、全ての生活をまかない支えるようになってきたショッピングモールの最後のピースであり、最後の救いの手を差し伸べるのは住宅かもしれない。
VIA: You Can Now Live Inside America’s First Shopping Mall
You Can Now Live Inside America’s First Shopping Mall